2020/4/28【時事雑感】採用が難しい職種

職種は何と聞かれて困ることはありませんか?

職種の定義って曖昧ですよね。

極論ですが、職種を定義した人は、その職種の人ではなく素人が定義しています。一応、仕事内容や役割を調査して職種名を命名します。

ありきたりな職種名ですと「経営」「企画」「営業」「開発」「生産」あたりでしょうか。これらをサポートする職種として「事務」「保守・保安」あたりが出てくると思います。

これらの職種ごとで規模に応じて階層化した役割名として「長」が付く役職が付くでしょう。また、規模が小さければ職種を兼務することも有り得ます。

ただこの職種名は業種固有の役割が反映されていないので、これを加味したなんとかエンジニアみたいな職種名が作られます。分かり難い職種名とはこのようなものです。

このような常識を踏まえれば企業の採用または応募にあたっては、採用担当者と応募者の双方の齟齬が発生しないよう職種名だけでなく業務内容を明確にしてから面談することでしょう。

さて、ツイッターで次のようなニュースが流れてきました。


データサイエンティスト 企業の6割「採用目標届かず」https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58568540Y0A420C2000000/

日本経済新聞

記事の中では次のようなタイプ分けしてます。

データサイエンティストのタイプ:

1 データマーケター(ビジネスの課題解決)
2 データエンジニア(データ収集・加工、システムの実装運用)
3 データアナリスト(AI等の知識を保有、統計ソフトによる専門的な解析)

今採用強化したいのは、言うまでもなく3の人材でしょう。

ただ3の定義だけを見ると学生の方がマッチすると思います。

実際はマネタイズするために合わせて1,2の能力を持った人が必要で、その点を理解して採用、採用後の教育ができているかどうかが重要になります。

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